「暑さ寒さも彼岸まで」と昔から言われますが、お彼岸を過ぎて秋らしい陽気になってきましたね。
東洋医学では秋は「収」の季節です。
夏の間、外向きに発散していた生命力をやがて来る寒い冬に備え、徐々に内側に向けて生命力を
体の奥に収束させようとします。「気」の流れも外向きから徐々に内向きに変わるので、
この時期は体表の防衛力が弱くなり、風邪をひきやすくなります。
江戸時代の儒学者、貝原益軒もその著書「養生訓」の中で、
「秋は夏の間に開いていた肌がまだ閉じておらず、冷たい秋の風邪に傷められやすい。」と述べています。
秋の養生は、体を冷やす飲食物や冷たい風に気をつけましょう。
外出の際は羽織るものを用意して、冷たい外気に皮膚をさらさなようにしましょう。
また、秋は空気が乾燥してくる季節です。
東洋医学では「肺」が乾燥に弱い臓器とされています。
肺を含む呼吸器系の疾患に注意しましょう。