皆さん こんにちは。町田市森野の鍼灸 整骨院、わたなべ森の整骨院 院長の渡辺広人です。
今回は、奇経八脈シリーズの第2弾、衝脈と陰維脈について解説します。
衝脈は12経絡の氣血を調節するとされ、「12経の海」と呼ばれています。
その流れは、腎に源を発し下腹部から胸腹部を貫き、全身の経脈へと氣血を巡らせる役割を担っています。
宗穴は、足太陰脾経の絡穴「公孫(こうそん)」になります。
陰維脈は、全身の陰経をまとめ繋ぎあわせる役割を持ち、その流れは、腹部から胸部、喉へと昇ります。
宗穴は手厥陰心包経の絡結「内関(ないかん)」になります。
八脈交会穴という考え方は、奇経八脈と12正経が交わる手足の8つのツボを組み合わせて行う施術法です。
衝脈「公孫」と陰維脈「内関」はセットとされていますが、その主な理由は、両方の経脈のルートが
心臓・胸郭・胃(上腹部)を通過するため、この2つの経絡を組み合わせることで、
「心・胸・胃」の部位に現れる症状に対して強力な相乗効果を発揮するためです。
・公孫(足太陰脾経) :主に消化器系を整え、氣血の巡りを促します。
・内関(手厥陰心包経):主に精神の安定(心・心包)や胸のつかえ、吐き気などの調整に用いられます。
八脈交会穴の理論では、手にあるツボと足にあるツボを対角(または上下)線に組み合わせることで、
施術効果が全身に波及しやすくなるという考え方がなされています。
足の公孫で下から「脾胃」を支え、手の内関で上から「心包」にアプローチすることで、
横隔膜周辺の緊張をとり、呼吸をしやすくし、内臓全体の働きをスムーズにするという目的があるのです。
特に「腹部の不調や不安・動悸・不眠」「婦人科系全般・精神的ストレス」によく使われます。
公孫・内関はセルフケアもしやすい場所にあるツボです。指圧やお灸など試してみてください。
東洋医学では、このような体の「滞り」を整えることが大切と考えられています。
当院では純金製の接触鍼を使った ごしんじょう療法 により体の巡りを整える施術を行っています。
体の不調は、痛い場所だけに原因があるとは限りません。
東洋医学では、このような経絡のつながりを確認しながら、身体全体のバランスを整えていきます。
当院では、このような経絡の流れも確認しながら施術を行っています。