明けましておめでとうございます。町田市森野の鍼灸整骨院、わたなべ森の整骨院　院長の渡辺広人です。
本年もよろしくお願いいたします。

　お正月に羽目を外してしまって何となく胃腸の疲れや身体のだるさなどが残っている方も多いと思います。
江戸時代の儒学者、貝原益軒は『養生訓』の中で酒について、「酒は天の美禄である。少量であれば陽気になり血行も良くなり、食欲も出て、嫌なことを忘れ、やる気になり、とても利益がある。しかし、多く飲むと人を害する事、酒に過ぎるものなし。」と諫めています。とは言っても羽目を外してしまうのがお正月ですよねｗｗ
疲れた胃腸を労わるため？七草粥を食べると言われていますが、この習慣は江戸時代に広まったそうです。
七草は早朝にいち早く芽吹くことから邪気を払うと言われ、無病息災を祈って粥を食べたそうです。
七草の効能は、
【セリ】消化促進や解熱効果があるとして食べられてきた。
【ナズナ】江戸時代は冬の貴重な青菜として、肝臓や高血圧に効く薬草として、虫よけとして広く重用された。
【ゴギョウ】喉の不調や咳止めに効くと古くから使われてきた薬草。
【ハコベラ】昔から腹薬や歯磨き粉として使われていた。
【ホトケノザ】胃腸を整え、食欲を増進させる働きがあるとされている。
【スズナ】今でいうカブ。胃腸の消化酵素、免疫力を高めるビタミンCが含まれる。
【スズシロ】今でいう大根。消化酵素やビタミンCが豊富、葉の鉄分は野菜の中でもトップクラス。

　今年は甲辰。甲とは物事の始まりを意味し、辰は発芽した植物がしっかりとした形になる、勢いと大きな力。
成功を意味し、この２つが合わさる甲辰は新しいことを始めて成功する、今まで準備してきたことが形になる、
といった縁起の良い年になると言われているそうです♪
 

動画では疲れた胃腸に効くツボ３選を紹介しています。

是非参考にしてください。