皆様こんにちは。町田市森野の鍼灸整骨院、わたなべ森の整骨院　院長の渡辺広人です。

今年もジメジメといやな季節がやってきました。関東の梅雨入りは例年より１週間ほど早いようですね。

東洋医学では、自然界の気候変化を六気（風・寒・署・湿・燥・火）という６つに分類しています。
風・寒・署・湿・燥・火の六気が体の適応能力を超えると六淫という邪気になります。
梅雨の時期など、体に悪影響を与える湿気のことを湿邪といいます。
この時期に体調を崩す方は湿邪に侵されているかもしれません。

脾胃は湿気に弱い臓腑です。
脾胃が湿邪に侵されると、飲食物の消化吸収・栄養を全身に巡らせる働きが弱まり、だるい・重い・倦怠感
などの症状が出現します。また湿邪は、重くねっとりして停滞しやすい性質を持つので、下半身に溜まりやすく
下肢のむくみなどの症状も出現します。

梅雨の時期の養生法は、体内の余分な水分をデトックスすることがポイントとなります。
①適度な運動をする　汗をかいて体内の余分な水分をデトックス。
②お風呂で温まる　　体を温めて汗をかくことで体内の水の循環を促す。リラックス・マッサージ効果も。
③体を冷やさない　　冷房で冷やしすぎない、冷たい飲食物を摂りすぎない。（脾胃を労わる）
といった所が簡単にできるセルフケアになります。
体内の余分な水分を追い出して、梅雨を元気に乗り切りましょう♪

動画では湿邪撃退効果を期待できるツボを紹介しています。ご参考にしてください。